(仮称)平和台共同住宅新築工事(5)
道路からの景観です。
足場と養生シートで内部は見えませんがボリュームは把握できます。
ちょうど4階までの鉄筋が組みあがった状態です。
5階まであと1階分8/8に上棟予定です。
プレサ-ジュ町田駅前新築工事(1)
(仮称)平和台共同住宅新築工事(4)
(仮称)平和台共同住宅新築工事(3)
(仮称)平和台共同住宅新築工事(2)
(仮称)平和台共同住宅新築工事(1)
根切り工事・山留工事が終了し底版下のコンクリートを打設完了しました。
まるで遺跡の発掘現場のようです。大雨で池にならないことを祈ってます(笑)
新年のご挨拶と、下町の美術館
あけましておめでとうございます。
昨年中は格別のご愛顧を賜り、厚くお礼を申し上げます。
本年もより一層のご支援を賜りますよう心よりお願い申し上げます。
弊社も本日より営業開始となりました。
1月らしい寒さですが、朝から冷たい空気に触れ、正月ボケした頭がシャッキリしたような気がします。
お正月休みに墨田区は両国にある「すみだ北斎美術館」まで行ってきました。
目の前は公園。家族連れもちらほら。
この日は良い天気だったため、アルミパネルに空の色が反射して美しいグラデーションを造っています。
設計は妹島和世さんです。
スリット部分は様々な角度のガラスで造られており、
中に立ってみると万華鏡の中にいるような感覚になりました。
館内は広すぎず、狭すぎず、コンパクト。
ただ、この日は完成したばかりなのに加え、お正月休みだったこともあり、
人で溢れていたため、4階と3階をつなぐ階段等、細かな所までは見ることが出来ず。
再訪した際にはしっかりと見てみようと思います。
一見スタイリッシュな美術館と思わされますが、
目の前にある公園を通してじーーっと見てみると、
ソフトなアルミパネルが空や周りの景色を映し出して
見事に下町の風景と融合していました。
そして、広すぎない館内と相まって、「敷居の高い美術館」という雰囲気ではなく
下町の美術館らしく、「ふらっと入ることが出来る美術館」という印象を受けました。
考えてみれば、美術館というものは展示されている作品だけでなく、
建物そのものが作品であるという、まさに一粒で二度美味しい芸術なのだということに
改めて気づかされました。
フィンランドの街並み
「東京から一番近いヨーロッパ」と呼ばれる、
フィンランドのヘルシンキに行ってきました。
ヨーロッパといえど、フィンランドの街並みは装飾がありすぎない、
シンプルでまとまりのある印象を受けました。
ヘルシンキ大学の図書館。
光がたっぷり入ってきていて、本を読むより昼寝をしてしまいそうなくらい
開放的な空間です。
アンティネン・オイヴァ・アルキテヘディットという方が設計をしたそうです。
5層の吹き抜け。
そしてこちらはカンピ礼拝堂。
ヘルシンキ中央駅からすぐの所にあります。
まるで曲げわっぱ弁当のような建築物ですが、
不思議と街に溶け込んでいます。
こちらはヘルシンキ大聖堂。
この写真には写っていませんが、
下には大階段が続いており圧巻の佇まいでした。
カンピ礼拝堂とはまた違い、クラシックで厳かな雰囲気に包まれていました。
フィンランドはサウナで有名な国ですが、このように教会も数多く存在し、
街の喧騒やめまぐるしい日常から、「ふっと心を落ち着けたい」と思った時には
宗派関係なく誰でも気軽に訪れる事が出来るのだそうです。
サウナもフィンランド人にとっては心を落ち着ける場所。
どうりで、フィンランドの人たちは皆せかせかしていないのです。
海外に行くと日本人はなんてせかせかしているのだろうと、(自分を含め)
痛感させられます。
もっとゆったりした気持ちで日々を過ごしていきたいものです。
建築を通してその国ごとの国民性も垣間見えた旅でした。
文京区テラスハウス現場
こちらの現場はお隣がお寺なのですが、
バルコニーから丸見えの状態です。
計画の段階から、ここに目隠しのパネルを取り付けることに
なってはいるのですが、工事中の今の見え方はこの通り。
足場がはずれて、周囲との関係性がよくわかります。
お隣との視線は住まいにとって、とても大事です。
今回の物件はお隣との距離が近いこともあり、
型板ガラスを多用しています。
型板ガラスは視線を遮ってくれると同時に
光をやわらかく拡散してくれますので、
新しく住まわれる方もきっと快適に過ごせるのではないでしょうか。