北沢1丁目共同住宅(11)
2022年7月末に竣工しました。
南東側の外観です。
ふんだんに植樹したおかげで、建物が引き立ってます。
エントランスホールです。
床には既存の建物に使用していた瓦を練り込んだテラゾーを敷き詰めてます。
少しでも過去の形跡を残すというコンセプトに基づき、
既存樹木なども外構に取り込んでます。
これからの賃貸マンションの在り方として、
コミュニケーションが取れるような多目的共用スペースも作りました。
カウンターにはコンセントも配置したり、中央のアイランドにはシンクもレイアウトしラウンジとしても機能するようにしてます。
敷地内の公開スペースなど地域への貢献も評価され
10月に2022年度「グッドデザイン賞」を受賞しました。
北沢1丁目共同住宅(10)
南側駐車場の写真です。
中央に見えるのは既存の桜の大木で高さ15m程度あります。
今回のコンセプトは都会のオアシスということですので、
できる限り既存の樹木は残してます
1階には住宅内のコミュニティーを図れるよう、多目的室を設けました。
中央のアイランドはテラゾーで仕上げますが、どのように使われるか楽しみです
内部の共用廊下です。
少し落ち着いたダークな空間でスポットがあたることでリズム感を作ってます
住戸のリビングです。
90%以上がこのようなペニンシュラタイプのキッチンです。
この部屋はライトな色彩でまとめてます
エントランスの天井は間接照明としました。
内部の仕上げはイタリアnovacolor社のアニマムンディのメタリックシルバーで仕上げています。
照明があたることでその特徴が浮き出ています。
北沢1丁目共同住宅(9)
タイルの接着力試験検査立ち合いです。
今回のタイルは接着剤貼のため凝集破壊率50%以上ですべて合格となりました。
南面外構工事の状況です。
既存樹木をなるべく生かしているので施工は面倒な部分もありますが、
できる限り既存を生かすことが、今回のコンセプトの一つでもあるため現場も努力しています。
北沢1丁目共同住宅(8)
今回は植栽スペースが豊富なためシンボルツリーなどを選定するため、
千葉県香取郡多古町へ植栽樹木を検査に行きました。
写真は、ほんの一部ですが株立てのヤマボウシと単木のイロハモミジの写真です。
北沢1丁目共同住宅(5)
北沢1丁目共同住宅(4)
北沢1丁目共同住宅(3)
基礎とピットの配筋工事が始まりました。
1階面積が900㎡近いので範囲が広すぎて、
見ていてもどこの場所だかわからなくなります。
北沢1丁目共同住宅(2)
杭工事が終了しました。
RC壁式のため杭径は小さいのですが本数は160本あります。
既製鋼管杭のため杭頭処理がないのがなによりです。