Paris05パリの街並み
下の写真はオペラ座周辺の街並みの写真です。
パリではどこでも見かけるあたり前の写真ですが、東京ではまず見られません。
外観ではなく、ビルとビルの隙間が無いのです。
もうひとつ、
少しわかりにくいのですが
歩道に面した外壁がほとんど後退せずまっすぐに並んでいます。
次の写真もマレ地区のワンショットです。
パリに限らずヨーロッパでは多く見られる光景ですが、
この色の異なった建物はすべて別々の建物です。
考えられませんよね。
京都など古い町並みには少しは見られますが・・
隙間無く、歩道にぴったりと外壁がそろっています。
これが街並みを美しく見せている要因ですね。
実は街並みはこのようにきれいに見せて、
ほとんどの建物が大小の中庭を持っています。
つまり内部にも遊びの空間を持っている。
こういった街並みは日本のような南向き信仰が無いからできるのでしょうか。
もっともなことですが、パリは建物を改築するのを法的に規制していることも大きな要因ですね。
日本でも、指導要綱だとか条例だとかありますが、
あまり徹底的なものはお目にかかったことがありません。
徹底的なものは反対が多く、行政もそこまで強制できないのです。
やはり採算収支に走ってしまい、各々の所有者にとって利益が優先している。
国民意識の違いが大きいのですね。
Paris04パリで一番高い場所
モンマルトルのサクレクール聖堂のドームからのショット
遠方左側の突起がモンパルナスタワー、
画面中央右側の尖がりがエッフェル
ここがパリで一番高いことが実感できます。
高層ビルが少なく、地形も平坦なのでまるで地平線が見えるようです。
さらに右手方向を望遠で見た写真
デファンス地区の高層ビルが林立してます。
新宿みたいですね。
Paris03歩道の物体
道路の中央に空間があって、金属の杭のようなものがありますが、
これは何だかわかりますか?
正解はレンタルサイクルの保管場所
このときはほとんど出払って1台も無い状態
ストックされているのが次の写真の状態(ほかの場所ですが)
確か30分?以内の利用なら無料だそうです。
町の要所に数多くあるんですが、チョイ乗りしてほかの場所に乗り捨て返却していました。
旅行者はどこにあるかわからないし、使い方もいまひとつ不明なので
今回はレンタルしませんでしたけれど。
次の写真がその精算機
スリや犯罪も多いパリでも不思議とこういったモラルは守られているようです。
東京だったらどうなるのかと想像しましたが・・・
Paris02 Villa Savoye
2013年9月9日
1931年コルビジェ作品 サヴォワ邸
現代建築の聖地と言われてるが、現在から見ると陳腐な気もする。
建築主はあまり利用しなかったとか・・、中に入ると確かに理解できるが。
奥の水色のモザイクタイルはバスタブ。
手前の曲線はLC4シェーズロングにそっくりな形をしているのですが・・
ここで寝転ぶのでしょうか?意味不明です。
機能とか実用性というより芸術?
しかし70年以上前(日本の年号で昭和6年)にこれを建てたことはまさしく脅威。
家の中にスロープを作り、視覚をさまざまな方向に仕向けるあたりは驚嘆する。
以前にパリ市内でもコルビジェの遺作を見学したが、手法は同じだった。
まあクライアントありきの建物でしょうかね。
Paris01シャルルドゴール空港にて
到着したシャルルドゴールの通路脇に奇妙な物体。
→屋内消火栓のようです。
日本では鉄の箱にホースを格納してしまうのですが・・
何でもデザインにしてしまうあたり大胆です。